この前の冬、灯油ストーブのタンクに灯油を入れるにあたって・・・
あの圧力差を利用する灯油ポンプ、私は子供の頃から使っている。
ではあるのだが、身近な人が使えない事が判明。
ポンプを片手に「困っちゃったなぁ」というご様子。
「使えないの?」と質問したら、今まで一度も使った事がないらしい。
やむなく、私がタンクに給油しました。
さて、そして今日。
小さい瓶のラベルを剥がそうとしたら、思いのほかベッタリ貼りついている。
仕方ねえ~なぁ、とカッターナイフでラベルをそぎ落としていく。
最初は、ぎこちない。
途中で気づいた。あ、何だ、ナイフの使い方が良くないんだ。
頭をよぎったのは、子どもの頃にさんざん使った「肥後守」というナイフ。
そっか、あれの使い方をカッターナイフ用に、ちょっとアレンジすればいいや。
と、気が付いたとたん、作業速度がイキナリ上がりました。
何が言いたいかというと
「道具には、それぞれに適した使い方があるんだよ」
という至極、当たり前の事。
適材適所は当然。ナイフが必要な作業に、ねじ回しを持って来ても無意味。
ナイフを持って来るのは前提で、上手にナイフを操る修練は必要なんですよ。
修練する、という事は、何度も失敗して上達するという意味でもあります。
「肥後守」をそれなりに使える様になるまで、結構、手にケガをしました。
カッターナイフを「肥後守」の応用で使えるのは、さんざんケガをしたから。
そういう気がします。
失敗を全くしないで、すぐに何でも出来たら気持ち悪いです。
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